親、反

親○、反○というのが流行っていますね。国などに対して、友好的とかその逆ということです。しかし、これほど的外れで独り歩きしている言葉もないです。

 

よく台湾は親日的で、韓国はその逆という文章を目にしますが、だからなんなのかという気もします。相手の良いところは良くてダメなところはダメというだけです。台湾人も良いところもあればダメなところもあると思います。笑ってしまうのが、日本人が台湾人は親日的という色眼鏡でみているところ。台湾人の本心なんてだれも理解できないだろうに。もし仮に日本人が親独だったとしてドイツのことをやたらと評価していたら「心地よい」という反面、「気持ち悪いな」とドイツ人は考えるでしょうね。

 

数千万人、数億人もいる国で国民が好きか嫌いかなんてナンセンスです。