シロアリ

民主党前原誠司・元代表は14日、読売テレビの報道番組で、来夏の参院選に向けた民主党共産党選挙協力について「シロアリみたいなもので、協力したら(民主党の)土台が崩れてくる」と批判した。

 参院選では野党の「共倒れ」を防ぐため、民主執行部は野党候補の一本化を模索。共産は安全保障関連法廃止に向けて「国民連合政府」を呼びかけている。

 これに対し、前原氏は「いまの野党の低迷の一つは、共産党が統一政権を呼びかけ、民主がそれに揺さぶられているということだ」と指摘。そのうえで「外交安保は政権交代があってもそれほど大きく変わらない。内政は、自民党の小さな政府、新自由主義と対峙(たいじ)するため、民主党が中心となっていくのが大事だ」と訴え、党執行部を牽制(けんせい)した。

 また、前原氏が主張する民主党の年内解党と新党結成については「党を分裂させることが目的ではなく、(野党結集の)大きな固まりをつくっていくための問題提起だ」と説明した。

朝日新聞(2015年11月14日)より。

前原氏の外交安保は2大政党制になっても同じであるべきというような趣旨の発言は

以前聞いたことがあります。しかし、私はそれなら二大政党の意味はあるのかという気がします。今の野党の支持率低下は護憲勢力の受け皿がないということでしょう。国民の中の30-40%の護憲派にとって、投票する先が共産党しかなく、それはいやという人が多いのだと思います。その結果、自民党の支持層はある一定層存在しているので、全体の得票率が低くても自民党が圧勝してしまっているのだと思います。

選挙協力しようという発想は興味深いますし、それを拒んでいるような現状なのでしょうか。よくテレビタックルなどで前原、原口氏などが自民党とコントみたいな論戦?をやっていましたが、本来こういった人は自民党に行くべきでしょう。茶番はうんざりです。