ネルソン松原

生きるためのサッカー: ブラジル、札幌、神戸 転がるボールを追いかけて

 

サッカーを生活の糧としてきた人の自伝です。ネルソン松原さんは日系ブラジル人で、大学時代に日本でサッカーをしていました。その後、ブラジルに帰るも、再び日本へ。そして、指導者として、北海道や神戸で若者に向き合ってきました。ネルソンさんはプロの経験はありません。しかし、本を読めば、指導者として、多くの人に真摯に向き合ってきたことがわかります。出来ない子がいたら、どのようにして出来るようにするかが指導者の役目と語っています。

 

サッカーボールは牛革で出来ている。牛が草を食べるようにボールを這わせろ。ブラジルで言われてきた事だそうです。日本にもこのような言葉が日常で生まれない限り世界で勝つのは難しいでしょうね。